【StayJuicy(ステイジューシー)】弘前市民の心と体をビタミンチャージ! スムージー専門店

弘前市品川町は、弘前駅から徒歩15分ほどのまちなかエリア。
そこに佇む胸肩神社は弁天様の愛称で知られ、津軽の夏の風物詩・宵宮では多くの露天が立ち並びます。

その通り沿いで目を惹く煉瓦づくりの建物が、スムージー専門店「StayJuicy(ステイジューシー)」です。
見た目では何のお店かわかりにくいため、気になっていても入った事が無い方が多いのではないでしょうか。
StayJuicyとは一体どんなお店なのか、今回は店主さんにお話を伺いながら、店内や商品についてレポートします。

お洒落な外観も人気のStayJuicyとは




StayJuicyがオープンしたのは、2019年10月。
弘前市内でも珍しいスムージー専門店ということで、戦略的に開店準備を進めてきたように思えますが、実はそうではありません。

店主の前田さんによると、まず建物ありき、でスタートしたお店なのだそうです。
かつては耳鼻科医院として使われていた、中庭を持つシックな住居一体型の建物は、長らく空き家の状態でした。
たまたまご縁があって、このスペースでの飲食店経営を持ちかけられた前田さんでしたが、大手カフェチェーンでの勤務経験はあるものの、それまで独立や経営といったことには全く関心がありませんでした。

しかし、ご自身の育ったエリアにあるその建物は、幼い頃に受診したこともあり、素敵な場所、馴染みの場所として思い入れがありました。
この空間を生かしたい、人が出入りする場所を作りたい。
その想いから動き出し、メインとする商品を考えた時にひらめいたのが「スムージー」でした。

実はフルマラソンを走るランナーでもある前田さん。
身体に優しいもの、整えてくれるもの、パワーチャージしてくれるもの。
そして手軽なもの。

そう考えた時に、スムージーだ! と直感したそうです。
また、弘前は珈琲の街として知られており、珈琲店は多いもののスムージースタンドのような場所が無かったことも決め手になりました。

それから国内・海外へのマラソン遠征時に様々なスムージー店を訪問し、自分の舌で味を確認しながら、自宅での試作を続けました。
実際に提供するまでは、本当に美味しいのか、お客様に納得していただけるのか、とても不安だった前田さん。
しかしオープンしてみると、色々なお客様から「美味しい」「初めて飲んだけど飲みやすい」などの感想がいただけたことで、本当に嬉しく手応えも感じられたそうです。

スムージーとボウル 何がどう違うの?




StayJuicyと言えば、何と言ってもスムージー!
常時10種類以上のラインナップから選べます。

果物や野菜、カカオニブパウダーやドライフルーツなどを一緒にミキサーにかけることで、栄養分をなるべく損なわず、かつ飲みやすく仕上げます。
砂糖などいわゆる調味料はほとんど使わず、素材そのものの甘さや酸味を楽しめるよう、配合に工夫をしています。

青森県は野菜も果物もたくさん収穫できる農業県。
できるだけ地元の物を、旬の物を使ったスムージーを提供できるよう、季節限定メニューなども随時開発しています。

ところで、こちらのメニューにはもうひとつ「ボウル」というものがあります。
これは一体どういうものなのでしょうか。

ボウルのベースとなるのは、固めのスムージー。
その上に、フルーツやナッツ、グラノーラなどをトッピングし、より食べごたえがあるように仕上げたものがボウルです。
スムージーだけではさすがに腹持ちが悪い、でもがっつり食事するのはちょっと、という方に丁度よいメニューとなっています。

また、スムージーはストローで飲みますが、お子さまだと、ボウルにしてスプーンで食べる方が楽な場合もあります。
パパママが、お子さまの希望のフルーツを聞きながらボウルを選ぶこともできるので、親子で楽しめます。

食事1回をボウルに置き換えることで、胃腸を整えたり、効率的なビタミン補給もできます。
女性向けと思われがちですが、飲み過ぎ食べ過ぎで胃腸が疲れている男性にも好まれています。

ランチにぴったりなカレーと各種サンド




スムージー専門店ですが、ボウルではちょっとお腹が埋まらない。
そんなご要望にもお応えして、スムージーと一緒に楽しみたいサイドメニューがあります。

密かに人気のスパイシーカレーは、トマトチキンが基本メニューで、暑いシーズンにはさっぱりとしたレモンチキンカレーも期間限定で提供されます。
しっかりとした食べごたえがあり、スパイスが効いているせいか、バテ気味の時にも食べられると好評です。
カレーと言えばラッシー、という訳ではありませんが、ヨーグルト入りのスムージーと合わせて楽しむお客様が多いようです。

また、片手で食べられるワンハンドフードとして人気なのが、プルコギサンドやタコスサンド。
軽くトーストしてから具材を挟んでいくので、カリッとした食感も楽しめます。
女性でもほどよく食べられるサイズなので、ブランチやおやつ代わりに召し上がる方もいらっしゃいます。

罪悪感ゼロのグルテンフリーやヴィーガンスイーツも!




元々スムージーだけでなく、合わせてスイーツも提供したいと考えていた店主前田さん。
しかしスムージーの種類だけでも多いため、スタッフの負担を考えてしばらくは提供を見合わせていました。

スムージーはほとんどがヴィーガン対応可能なため、そちらを好まれるお客様が増える中で、ヴィーガンスイーツがもっと手軽に買えたらいいのにという声も聞こえてきました。
ちょうど製菓を担当できるスタッフが入ったこともあり、満を持して2021年秋からスイーツも提供を始めました。

そもそも、卵やバターには味的な役割以外にも、膨らませたり滑らかさを出したり、製菓材料として必要な役割があります。
それを削りつつ安定した美味しさを出すために、スタッフで試行錯誤を繰り返してきました。

ヴィーガンのお客様だけでなく、これまで関心の無かった方にも、こうしたスイーツが認知され、美味しく食べていただけているのが、とても励みになるそうです。
グルテンフリーのスイーツやグラノーラも提供しています。
スイーツとスムージーを合わせても、罪悪感無しで楽しめるって素敵ですよね。

スタッフさんのイチオシメニューは?




多種多彩なメニューが魅力のStayJuicy、初めて行くとまずは何をオーダーするか迷ってしまいそうですね。
そこでスタッフさんにオススメを聞いてみました。

店主前田さんは、全てのメニューを考案・試作・味見してきましたが、やはり基本とも言うべき「フレッシュグリーン」が推しです。
毎日でも飽きない、シンプルでさっぱりとした味わい。
そして見た目も元気が出るビタミンカラー・グリーンなのが魅力です。
不思議と土日にオーダーが増えるそうで、1週間のビタミン不足をフレッシュグリーンでカバーしたい方が多いのかもしれませんね。

また、ボウルだと「パワーアサイーボウル」がオススメとのこと。
ブルーベリーたっぷりで、更に植物性プロテインのヘンプシードが載っているため、栄養価が高く、名前通りパワフルなボウルです。
また、ボウルは見た目が華やかなものが多いため、男性がオーダーしにくいようなのですが、こちらは色合いが渋めなので、気軽にオーダーいただけているそうです。

スタッフ須藤さんは、アサイートロピカル&トロピカルアサイーボウルがオススメ。
パイナップルがフルーツで一番好き!と断言する須藤さんは、パインの美味しさを手軽にしっかり感じてもらえるメニューを、皆さんにも味わって欲しいそうです。
とにかくメニューが豊富なので、ぜひ何度も来店して、お気に入りのメニューを見つけてくださいね。

まとめ




スムージーは野菜や果実そのものの味がストレートにでるので、時期や熟し加減などで味に微妙な変化が出ます。
同じメニューでも味が違うことを感じて、そこも楽しんで欲しい。
また、季節限定スムージーを目にすることで、季節や旬を感じて欲しい。
店主前田さんは、そう話します。

都会にはたくさんあるのに弘前には無かったスムージー専門店、そしてお洒落な映えスポットでもあるStayJuicy。
ずっと弘前にお住まいの方にも、まだ弘前に馴染めない方にとっても、ココロとカラダに元気をくれる、パワースポットと呼べるかもしれません。

<店舗基本情報>
不定休

平 日:8時-16時(ラストオーダー 15:50 夏季変更あり)

土日祝:8時-17時(ラストオーダー 16:50 )

所在地

弘前市品川町101

駐車場

店舗前に3台分

テイクアウト

あり

Woltあり

最新情報

公式Instagramより随時発信

https://instagram.com/stay_juicy.hirosaki?igshid=YmMyMTA2M2Y=


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