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弘前市の伝統工芸と実際に体験もできる施設紹介!

 

日本各地にその土地ならではの伝統工芸がありますが、弘前市の伝統工芸をご存じでしょうか。

青森県は歴史的背景から3つの文化圏に分けられ、それぞれ違う文化が出来上がっています。

青森の中でも弘前市は津軽地域に属し、我慢強さや派手なことが好きなところが今回紹介する「こぎん刺し」「津軽塗り」「津軽天然藍染」の伝統工芸に繋がっているのではないでしょうか。

 

というわけで、今回は弘前市周辺の伝統工芸について紹介していきます。

また、そんな伝統工芸を見る・買うだけでなく、体験できる施設もありますので、興味のある方は観光の際に行ってみるのもおすすめです。

 

弘前市の伝統工芸

弘前市には江戸時代から続く長い歴史の中で、育まれてきた伝統工芸が数多く残っています。

そのような伝統工芸の多くは、東北の長い厳冬を乗り越える生活の知恵や、城下町の粋な文化から生まれた技術と美しさを持つものばかりです。

ここからは、その伝統工芸の一部をご紹介しましょう。

 

伝統のこぎん刺し

出典:弘前こぎん研究所

こぎん刺しは1700年頃に津軽地方で生まれた刺繍です。

江戸時代、農民は木綿や高価な色染めの着物を着ることが禁じられていました。

藍染の麻布では津軽の寒さは凌げなかったので、着物の保温性と補強のために白い木綿糸で刺したのが始まりです。

現在では様々な布と糸の組み合わせで楽しむ娯楽に変わりましたが、奇数で出来る模様構成は200以上もあり昔のままです。

ちなみに、偶数で成り立つ模様は菱刺しと言われ南部地方で受け継がれています。

 

幾重にも漆を重ねる津軽塗り

出典:ふるさとチョイス

津軽塗りとは、弘前市を中心に作られる漆器のことで、津軽藩の庇護を受け発展しました。

津軽塗りの正確な定義というものはありませんが、一般的には津軽地方で生産される伝統漆器の総称とされています。

津軽塗りという言葉が生まれたのは明治6年(1873年)、ウィーン万博に出展したときに、産地を明らかにするために津軽塗りと表記されました。

津軽地方では漆器産業がさらに産業さらに前から行われており、江戸時代中期が始まりとされています。

 

津軽塗りの代表的な技法は4つあり、漆工技術の中では「研ぎ出し変わり塗り」と言われ、津軽塗りの最大の特徴です。

とても手間がかかる技法で、塗っては研ぐという行程を40数回繰り返し、2ヶ月以上の日数をかけて仕上げられます。

津軽藩御用達|津軽天然藍染

出典:津軽天然藍染川﨑染工場

津軽天然藍染は、日本古来の製法を守っている化学物質を一切使っていない藍染方法です。

藍染は藍の葉を発酵させたすくもと灰汁を混ぜてさらに発酵させた染液で何度も染め重ねます。

近年では食品添加物などを混ぜて色落ちを防いだ方法もあるようですが、津軽天然藍染は昔からの製法にこだわっています。

 

津軽天然藍染は、藩政時代の4代藩主、津軽信政公の時代の元禄7年(1694年)、お城の西方に紺屋町を作り百軒あまりの紺屋軒を連ねていました。

京都より技術者を招いて、養蚕や機織りと共に藍染の振興をはかるなど、津軽天然藍染の発展に力を入れていたことが分かっています。

ですが、津軽天然藍染は、明治時代には津軽天然藍染川崎染工場が閉鎖するなど、時代の流れとともに一度は衰退してしまいました。

しかしながら、津軽天然藍染川崎染工場では、平成になって床下から江戸時代に使用していた道具が数多く発見されたことなどをきっかけに、当時からの建物と藍甕、藍場を修復して、津軽天然藍染の継承に努めています。

 

江戸時代には戦国武将の下着や包帯を藍染にしていたそうですが、江戸時代までは薬用でした。

実は藍には肌荒れ・冷え性予防や鎮痛剤としての効果・殺菌作用があることがわかっています。

今はまた自然の藍染の良さや、美しさ、薬効性などが見直されて密かなブームになっています。

 

伝統工芸を体験できる施設を3つご紹介!

弘前市の伝統工芸を体験できるプランや施設があります。

今回は、「こぎん刺し」「津軽塗り」「津軽天然藍染」の3つを体験できる施設をご紹介します。

 

伝統工芸のこぎん刺しが体験できるプラン

しまやでは、伝統工芸のこぎん刺しを体験できるプランがあります。

体験ではまず、好みの色の布と糸を選んで、刺す柄の図案を選びます。

糸の通し方や図案の見方、刺す方向などをレクチャーしてくれるので、裁縫初心者でも安心して体験できます。

 

差し終えたら専用のプレス機でくるみボタンにしてくれます。

体験プランはじゃらんネットから申し込みが可能です。

名称 しまや
所在地 〒036-8035 青森県弘前市百石町13-1 しまや
アクセス JR弘前駅から徒歩約15分
営業情報 2019年10月02日~2022年06月30日

所要時間1時間

問合せ先  0172-32-6046
料金 お一人様550円〜
申し込み方法 じゃらんネットよりお申し込みください
公式サイト https://www.shimaya.info/

 

津軽塗りで木製スプーン作り体験|工房まる一

津軽の伝統工芸の津軽塗り体験ができます。

津軽塗りの「塗り」の部分は時間の都合上体験できませんが、当日はスプーンの色(黒・赤・青・緑)を選んで、水の中で模様を研ぎ出す作業を体験できます。

スプーンは当日、持ち帰ることができます。

 

他にも、「アクセサリー」(唐塗・ななこ塗)を作る、「お盆」の掛け時計を作る、『すべらない合格鉛筆(五角形)』を好きな色に塗ってみるといったプランもあり、別料金で体験できるので、興味がある方は検討してみてください。

 

名称 工房まる一     
所在地 〒038-1113 青森県南津軽郡田舎館村田舎舘字中辻172 工房まる一
アクセス お車で: 青森市から約40分・弘前市から約20分・黒石市から約10分
営業情報 2018年06月01日~2022年08月31日

所要時間1時間

問合せ先 050-3616-4929
料金 お一人様2,000円(木製スプーンづくり体験)

※その他の体験の料金については、お問い合わせください。

申し込み方法 じゃらんネットよりお申し込みください
公式サイト http://www.try-japan.jp/index1.htm

 

津軽藩御用達|津軽天然藍染

津軽天然藍染の体験内容は、まず、ハンカチやバンダナなど染めたい布を選んで、好きな模様を選びます。

布を摘んで輪ゴムで止めると円の模様ができます。

他にもねじったりつまんだりして、模様を作った布をカゴに入れて染めます。

藍染の作業自体はシンプルなものです。初心者には完成図が想像できませんが、どのような模様が浮かんでくるかという楽しみがあります。

 

準備ができたら染液が入った甕(かめ)に2分間浸します。

引き上げて空気とふれあうことで色が変わります。2、3回繰り返したら水洗いし、乾けば完成です。

所要時間は30分程度です。

名称 津軽天然藍染川﨑染工場
所在地 〒036-8332青森県弘前市亀甲町63
アクセス JR弘前駅から弘南バス浜の町・石渡線乗車約15分、「亀甲町角」下車徒歩すぐ
営業情報 9:00~17:00(冬期~16:00)

定休日:木曜日

問合せ先 0172-35-6552
料金 ハンカチ1,100円/バンダナ2,000円/絹スカーフ2,200円~など
公式サイト http://kawasaki-somekojo.com/

 

まとめ

いかがでしたか。今回は「こぎん刺し」「津軽塗り」「津軽天然藍染」について紹介しました。

どれも江戸時代からある、寒く長い冬を乗り越えるための知恵を感じます。

 

ちなみに、こぎん刺しはキットも売られていて、現地に行けなくても体験することができます。

津軽塗りもキットがあり、模様を研ぎ出す体験が自宅でできます。

あとは事前予約になりますが、キットを使っての出張体験も行われています。

津軽天然藍染は、体験は現地でなければ出来ませんが、商品の購入は楽天市場などのオンラインショップでも購入できます。

ぜひ、現地でも自宅でも、津軽の伝統工芸を体験してみてください。

 

※今回は体験先も3カ所紹介しましたが、コロナウイルスの流行状況によっては体験ができない可能性もあるので、ご検討の際は公式ホームページなどより、事前に確認をお願いいたします。

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